学んで伝え残す郷土の歴史~「西海市郷土史研究会」内海悌二さん

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身近な場所に残る史跡や、昔から続けられてきたお祭り、

日頃お参りに行っている神社やお寺など・・・

自分たちが暮らす西海の歴史や文化を学び、後世に残そう!

と、日々熱心に探求する方たちがいます。

今年6月に発足した「西海市郷土史研究会」のみなさんです。

 

今回は、この会の会長を務める

内海 悌二 (うつみ ていじ) さんにお話を伺いました。

 

■歴史を学び・残すことからまちを活性化

「西海市郷土史研究会」のメンバーは38(9月末現在)

これまで市内各町で、「西彼史談会」「西海史談会」などの

団体として活動してきた方たちが主です。

 

会のメンバーも参加した「西海市ふるさと発見講座」2017年9月開催 

メンバーの減少・高齢化などから、それぞれでの活動が難しくなり

新たに西海市で1つの団体として発足することになりました。

西彼農村環境改善センター内にある「郷土資料展示室」にて、

平安時代から人々に使われていた石鍋。

これまで西彼町の歴史研究を続けてきた内海さん。

そもそも興味を持ったきっかけは?

「私はかつて役場の職員で、教育委員会に務めていたことがありました。

 当時、地元の中学生たちから『地域の歴史について教えてほしい』

  と頼まれることが多くて…

 自分でも西彼町の歴史について調べはじめたんです。」

  

 大村藩の時代に西彼町で行われていた金採掘の紹介。

「多いときで300人以上の掘り子がいたんですよ。」と内海さん。

今のようにインターネットなど無い時代。

内海さんは、分厚い郷土史など文献を1つひとつ探し、自分のノートに書き写すことで

まちの歴史に関する知識を蓄積していきました。

 

内海さんが調べまとめたノートにはメモがぎっしり!

職員だった当時には、こんなエピソードが・・・

「道路を作るために史跡の一部をつぶして道にする、という計画があって…

  当時の上司に『何とか史跡を残せないものか?』と頼んだのですが、

 『昔のことばかり大事にするのではなく、将来の方が重要ではないのか?!』

  と怒られましたね。」

内海さんの中で、

“歴史を物語る史跡や文献を後世に残したい“という思いが

強くなっていきました。

 

“故(ふる)きを温(たず)ね新しきを知る”

私たち先祖の暮らしを物語るその土地ならではの資源や地形、

偉人や他の地域とのゆかり・つながりの根拠となる史跡など。

“昔のこと=過ぎたこと”ではなく、

「歴史を学ぶこと」で今後まちの活性化につながる知恵や財産も

詰まっているのではないでしょうか。

 

■各町をまわる「史跡めぐり」で知識を深める

「西海市郷土史研究会」今年の活動では、

9月から来年2月まで3回にわたって開催される

「西海市ふるさと発見講座」(市教育委員会・主催)への参加。

 

11月には、西彼町・大瀬戸町をめぐる

会員を対象とした「史跡めぐり」ツアーが予定されています。

 

これまでそれぞれの地域で歴史研究をしてきた

メンバー同士の交流、お互いの地域に関する歴史知識が

さらに深まることが期待されます。

 

「西海市郷土史研究会」は会員募集中!

歴史を知るほどに視野が広がり、普段見るまちの景色も

ちがった表情が見えてくるかも?!しれません。

好奇心や探究心を働かせて、西海のルーツ、歴史について

学んでみませんか?

●西海市郷土史研究会 

事務局長 岸本 徹也さん TEL:090-1512-4350



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